求められたのは「タフでハイスピードで低コスト」なジェルジェットプリンター
- 急速なインターネットとICTの普及により、教育現場も大きく変わりつつある。子どもたちのスキルも上がり、パソコンを使った授業も日常的に行われている。そこで重要となるのが、子どもたちの作品や学習資料をプリントする環境だ。
「タフでコストが安く、速く出力できるプリンター」として上越市の小中学校で採用されたのが、リコーのジェルジェットプリンターである。
上越市教育委員会 学校教育課
指導主事 藤田賢一郎様
上越市立城西中学校
教諭 工藤寛之様

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- ・子どもたちを待たせない出力スピード
- ・タフで、安く導入・出力できるカラープリンター

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- ・高速にカラープリントできるジェルジェットプリンターを1校に複数台導入することで授業でのプリントもスムーズに行うことが可能に
- ・両面印刷や封筒印刷にもジェルジェットプリンターが活躍
導入前の課題
子どもたちを待たすことなくカラーで出力したい
いま教育の現場では、一昔前には想像できないほどICTの活用が進んでいる。校内にLANが張り巡らされ、電子黒板を活用するなど、そのICT活用は企業のそれに勝るとも劣らない内容だ。また、家庭にパソコンが普及したことで子どもたちのパソコン操作のスキルも上がり、子どもたちが自分で調べた情報を表計算ソフトでまとめてグラフ化したり、写真を取り込んでレポートにまとめたりといったことが授業の中で日常的に行われている。体育祭のポスターなども子どもたちがパソコンで作り、分割印刷で大きなポスターとして出力している学校もあるという。
「子どもたちがパソコンを使って作品や学習資料を作る機会が増え、その印刷量はどんどん増えています。子どもたちが自分の手で作った作品は、カラーでプリントして持たせたい。そのためには、高速に出力できるカラープリンターが必要でした」(上越市教育委員会学校教育課 指導主事 藤田賢一郎様)。そこで、上越市教育委員会学校教育課では、小中学校に導入するカラープリンターの選定を行うことになった。
導入比較・検討
タフで低コストな高速カラープリンターを選択
上越市教育委員会学校教育課では、「子どもの作品や学習資料を速く、コストを安く出力したい」(藤田様)という声が多く、その要望にあうプリンターを導入することとなった。
子どもたちが作品をプリントする場合、“待たせない”ことが重要だ。プリンターが1台しかないとプリントが集中し、子どもたちが待ちきれなくなる。そのため、高速なプリンターをできる限り数多く設置することが望ましい。「導入コストの高いプリンターを1台導入するよりは、低コストに導入できるプリンターを4台導入した方がいい」という藤田様。また、レーザープリンターを導入した場合、中規模校では感光体を年2回、定着ユニットも年に1回程度の頻度で交換することになる。導入コストはもちろんだが、メンテナンスにかかるコストも重視された。
授業の場では、故障がないことも重要だ。長期保存が必要な指導要録のプリントなども行うため、20年間印字が保てる耐候性も重要視された。「最終的には、タフでコストも安く、速く印刷できるプリンターを機種統一して導入することになりました」(藤田様)。
導入効果
子どもたちのプリントや封筒印刷などで活躍
上越市教育委員会学校教育課では、市内に76校ある小中学校にジェルジェットプリンターの導入を開始し、平成21年度までに22校ある中学校への導入が完了。小学校への導入も着々と進んでいる。
上越市立城西中学校も、ジェルジェットプリンターが導入された学校のひとつ。以前はインクジェットプリンターが1台しかなかったという同校のコンピューター室には、A4機の「IPSiO GX 5000」4台が生徒の出力用として、A3機の「IPSiO GX 7000」1台が指導教員のパソコン出力用として設置されている。 コンピュータ室の稼働率は高く、子どもたちが自ら作成した学習資料などの出力にジェルジェットプリンターは大活躍だ。


「このように自分の手で作った作品をカラーで印刷して生徒の手に持たせたかった」というのは城西中学校 教諭の工藤様。「以前は印刷コストの問題や、プリントに時間がかかる、プリンターの台数に制約があるといった問題で生徒達にカラーで自分の作品を持たせられなかった」(工藤様)というが、その問題もジェルジェットプリンターを導入することで解消できたという。
同校では、故障もなく、子どもたちを待たせることなくプリントすることができるようになったことが高く評価されている。
学校だけではなく、教育委員会でもレーザープリンターとともに、ジェルジェットプリンターが併用されている。教育委員会では企業や文科省へ文書を出すために封筒を印刷することも多く、レーザープリンターでは難しい封筒印刷にジェルジェットプリンターが活躍している。封筒や指導要録、通知表、入学者名簿を長尺用紙にプリントするなど、教育関係では多量・多用なプリントニーズがあるため、ジェルジェットプリンターの活用範囲も広い。
教育委員会では用紙コストを削減するためにほとんどが両面印刷されることから、両面印刷での紙詰まりがほとんどないジェルジェットプリンターを好んで使う人も徐々に増えているとのことだった。 ジェルジェットプリンターの特殊紙対応や両面印刷が快適に行える点は、POP作成を行う店舗や、コスト削減のために両面印刷を行う企業にも嬉しいメリットだろう。
今後の展望
低コストなジェルジェットでさらに増えるニーズに対応したい
教育の現場では、子どもたちのパソコンスキルのさらなる向上や電子黒板の活用によって、今後もプリントニーズが増えることが予想されている。現場ではすでに、プリンターを各教室に1台欲しいという要望もあるほどだ。導入コストが比較的高いレーザープリンターでは満たせないこれらのニーズにも、上越市教育委員会学校教育課では「ジェルジェットプリンターで対応できるのでは」、と期待が寄せられている。
このように、教育現場で活躍するジェルジェットプリンターだが、低コストで高速、そして故障が少ないことから、企業の部門単位で導入するプリンターや、多店舗展開する小売業で導入するプリンターとしても最適だ。教育現場でのプリンター活用事例は、カラープリントが増えている企業でも参考になるのではないだろうか。
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